いいコートを買って着てみた話と、見えてきたライフスタイルの話
39万円のコートを買った。去年買った20万円のコートがあるのにもかかわらず。
というのも、去年買った20万円のコートはロングトレンチコートでとにかく生地の量が多い。
畳み込んでも座布団くらいのサイズになる。着脱もそこそこ大変で、とにかく取り回しが大変なのだ。
もう少し取り回しが楽なコートが欲しくなり、前々から気になってたブランドでコートを探すことにした。予算は20万円くらいだった。
ところが気づいたら最終的に32万円のコートか、39万円のコートの二択になっていた。
前者は普通のコートだが、後者のコートは裏地もなければ芯もない、その代わりにめちゃくちゃ軽くて柔らかいコートだった。
どちらも試着させて貰ったのだが、困ったことに39万円のコートを着ている方が柔らかい雰囲気が出ていて似合っていた。というわけで思い切って39万円のコートを買った。
ちなみにこの買い物のせいで、身の回りのものに対する金銭感覚が見事に壊れた。14万円の財布とかを見ても「まだ14万円だしな」と思えてしまっている。
生地はそこまで厚手じゃないし、裏地もないので真冬には向かないかなと思っていたが、ウール生地のおかげでめちゃくちゃ暖かい。
なにより生地が毛布かと思うくらい柔らかいので、風が吹いたときにコートとは思えない靡きかたをする。
着ていてとても楽しい。
けれど、このコートを着ていると見えてくる弱点がある。
ウール生地のせいで、湿気を吸うとむわっとした不快な臭いを放つことである。
調べてみると、ウール生地にはよくあることらしく、とにかく乾燥させて臭わないないようにするしかないという。
ところが屋内でコートを着ていると普通に臭う。
そしてちょうどコートを買ったときにTwitterのタイムラインに「高いアウターはそもそも洗うことを考えていない」というツイートが流れてきた。 これに関連するツイートを見ていると「手入れは基本的に着たらブラッシング」「コートを汚さないように正しくシャツを着る(襟袖の汚れを防ぐため)」などのTipsが流れてきた。
これとコートの性質を考えると、コートとの付き合い方が見えてくる。
これを着るときはシャツを着る。連日の着用はしない。汗をかくようなまねをしない。屋内では脱いでどこかに預ける(手に持っていてもなぜか臭うので)。臭い移りが激しい場面(焼肉とか喫煙所とか)には遭遇しない。等々。
これらを万全にかなえられるライフスタイルを行えるかというと大変難しい。
逆を言うと、これらを満たせるライフスタイルの人が着るコートということがよく分かった。
基本的に移動は車。ちょっと屋外を歩くときにさっと羽織る。かっちりしたレストランにしか行かない。多分こんな生活の人。
そう考えると、身の丈に合わないコートを買ってしまったなぁとたまに思う。
そういう意味だと、本当に取り回しが楽なコートを買ったかといわれると微妙である。
逆に、雑に着るアウターとして革ジャン(合皮のやつ)を買ってみた。
本命のアウターはコートあるので滅多に着ない想定で買った。
けれど雑に着れるというのは大きく、想定よりも着る頻度が高いアウターになっている。
結局39万円もするコートを買ったことについては何一つ後悔はしていない。
このコートを持つことで見えてくるライフスタイルなんかは「バーキン持たせてみた」企画のような学びがあった。
もう一つの学びとしては、消耗品と装飾品の線引きをちゃんと持った方が良いということ。
今回買ったコートは装飾品側だと思っている。なので何かと気を遣いたくなる部分が出てくる。
これが消耗品だったらそんなことは無い。連日着ても良いし、シャツ以外も着て良いし、汚れちゃったらその辺のクリーニングに出しちゃえばいい。
もし次の秋冬に気が狂ったら、またコートを買うことになるのだろう。
今度は消耗品としてのコートを買おうと思う。
この百合作品がよかった2025
皆様ごきげんよう。2025年の百合作品を振り返るお時間です。
選定レギュレーション
- 2024年に出版、公開された作品
- 収録作の初公開日は考慮しない
- シリーズ2巻以降は対象外
- 同人誌は対象外
漫画編
親友に好きな人ができたらしい
同棲中の彼氏にフラれた綾芽(あやめ)が、親友のエマから「じゃあ私がそこに住む」と言いだし、二人の同棲が始まるお話です。
同棲初日に「好きな人のために頑張りたいと思って」とイメチェンし、イケメン女子になって出てくるエマですが、綾芽はその相手が誰かも理解していないという、すれ違い気味のお話です。
綾芽は同棲している最中も「結婚したい」「良い相手を探している」とよく言います。
ところがエマの胸中とても複雑なものでして、恋心を隠しながら楽しい同居生活を送るですが、見え隠れする本心が良くて……。
書き下ろしで書かれている7話、後日談でバッドエンドなストーリーがウルトラハッピーエンドになるので、連載で読まれていた方もご一読頂けると嬉しいです。
拝啓、在りし日に咲く花たちへ
皆様、「エス」はお好きでしょうか。いいですよね、あの耽美な世界。
その「エス」の世界に憧れた差出人のお姉様と桜川すみれは、吉屋信子の「花物語」という本を介した文通を始めることになります。
やはりこの作品の一番良い点は、差出人の姿や名前が明かされずに、文通を交わすところでしょう。
今ならスマホのメッセージアプリで送っちゃえば数分もせずに連絡が取れるのですが、文通はそうともいきません。
手紙を読んで返事を書いて本に挟む。相手が手紙を受け取り、返事を書いて本に挟むのを待つ。
とにかく、待つ時間が非常に長いのです。
この待つ時間との向き合い方が非常に良いんですよ。
待つからこそ相手がどのような返事をしてくれるか想像したり、自分がなにかひどいことを書いたのではないかと自己嫌悪に陥ったり。
待つからこその心理描写をすごく丁寧に描いている作品です。
差出人のお姉様が具体的に現れないのもポイントが高いと感じます。
相手の顔や名前、学年や声すら分からない。
でも私たちは手紙というやりとりで繋がっていて、お互いがお互いのことを考えている時間がある。
具体的な相手がいなくてもこれだけ想える相手がいる状態を描けるのって素晴らしいと思います。
お姉様は一体誰なのか、このお姉様との関係は何なのか、お姉様との間に抱いているこの気持ちは何なのか。今後が本当に楽しみな漫画です。
余談: 個人的ドカ沸きポイントは、スミレの花の写真を観て「こ、こう?」といいながらスミレの雰囲気を体で表現した結果、夢二式美人画みたいになっている桜川かすみです。
余談2: 鷲田清一の『「待つ」ということ』という選書があります。この選書は「待つ」ということに対してすごく考えているものです。これに出てくる「待つからこその良さ」を非常に表している作品だなと思いました。
「触れたい」は恋の始まり
図書館のモナリザと称される楓(かえで)と、入学早々校内のアイドル的存在ももこが、ももこが落としたハンカチをきっかけに出会うお話です。
ももこのことを好意的に思っている楓が、恋を知りたいももこと付き合ってみるという話なのですが、とにかく心理描写が濃いんですよ。
二人がお互いを知っていく過程とか、外見からつけられた印象に嫌気が差しているところとかをすごい丁寧に描いていまして「そうそう、こういうのが読みたいんだよな……」を腕を組みながら頷いております。
恋を知らない女の子が恋を知りたい作品といえばあの作品が脳裏にでますが、その下駄がなくても丁寧なガールミーツガールを描いてくれている素晴らしい作品です。
ファタールゲーム
過去に一作だけ売れた漫画家と、その漫画家の前に急に現れた編集者とのお話です。
編集者はその作品と、漫画家が描く漫画がとにかく好きで「せんせいの漫画のためなら どこまでも追いかけます」といい、漫画家の心を掴みます。
ですが、編集者には同様に心を掴まれた漫画家が多数いて、編集者を争って漫画家との戦いが始まる女女ファム・ファタール漫画です。
私の大好きな漫画家、ばったん先生の新作です。最近「女女のファム・ファタールって良いよな」と思っていたところにこの作品が現れたので、とても期待値が高い作品でした。
ばったん先生が描く漫画のエフェクトと、話の面白さは秀逸で、編集者にどんどん引き込まれていく過程のがとても面白かったです。
これからバチバチに漫画家間でやり合うんだろうな〜と感じるところで1巻が終わってしまうので、今後が非常に楽しみな作品です。
ベラドンナの恋人
るぅ1mm先生の短編集ですが、どれも百合だと思っています。
とくに表題作の「ベラドンナの恋人」がとても良い作品です。
ある森には毒の魔女が住んでいるという噂があります。ある日、売れない画家はその森に迷い込んでしまい、魔女と出会ってしまいます。
ですが、画家はその魔女のことを非常に美しいと思い、何度も訪れて魔女と仲良くなっていくのです。
魔女は恐ろしい魔女でも何でも無く、ただの呪いがかけられた一人の女の人でした。
その呪いは「魔女が持つ毒で、触れるものの命を奪ってしまう」というもの。そして、その呪いを解く条件は「誰かから愛してもらう」というもの。
画家と魔女、そして呪いを描いた作品です。
これ、呪いと愛するの関係の描き方がとてもいいんですよ。誰かに触れることができない私が誰かに愛してもらうなんてできないと認識してる魔女ですが、その魔女にどうしても惹かれしまった画家との関係がたまらないです。 出会いあり、別れあり、そして平和ありのとても良い作品でした。
小説編
激しく煌めく短い命
「生のみ生のままで」を書いた綿矢りさの新作です。
まずこの作品は600ページくらいあります。めちゃくちゃ分厚いです。
分厚いということは、とても丁寧に作品を描写してくれているという信頼の証でもあります。
中学校の入学式で出会った久乃(ひさの)と綸(りん)。お互いのキャラクターは違うけど、二人はどんどん惹かれていき、どんどん愛を育んでいきます。
しかし、あることをきっかけに二人は別れてしまいますが、十数年経った後、東京で二人は再会するお話です。
ざっくり言うと中学生編と社会人編との2つに別れるのですが、どちらもおおよそ300ページずつくらいあります。丁寧な過程を踏んで二人の心理描写とままならなさの描き方がとても良いです。
ただ、社会人編で結構エグめな男性描写があるので、そこは注意です。
光のとこにいてね(文庫版)
2023年の回でも、懺悔という形で紹介させてもらった作品「光のとこにいてね」をここでご紹介します。
今回は文庫なので、もう一度紹介できるというバグ技です。
この作品は、私の百合小説ランキングの中でTier1にいて、本当に1位2位を争うくらい大好きな作品です。
たまに読み返すのですが、二人が二人を大事にしながら、小学校から高校、そして、大人になった社会人編までをすごく丁寧に描く作品です。この作品が本屋大賞2023年に3位を受賞したことを本当に嬉しく思います。
読んだことがなければ是非ご一読ください。二人の人生を追った、とても素晴らしい作品です。
映画編
ウィキッド
家族や周囲から疎まれていたエルファバと、誰もから愛されていたグリンダ。なにもかもが正反対の二人は大学にて出会い、ルームメイトとしてキャンパスライフを送るミュージカル映画です。
所謂カースト上位のグリンダとカースト下位のエルファバがキャンパスライフを送りますが、最初はお互いにお互いを嫌っているところから始まります。
「こいつの」「一挙手一投足全部が」「「大嫌い!」」って喧嘩しながらデュエットするわけですよ。最高だろこんなの。
そんないがみ合っている二人は、ダンスパーティーをきっかけに一気に仲良くなります。
ダンスパーティーなんて行ったことがないエルファバはぎこちない動きで踊ってパーティーの空気を壊すわけですが、グリンダはエルファバのことを笑うことができず、彼女の動きをまね、持ち前のカースト力でエルファバの動きを"流行の動き"へと昇華させます。
そして二人はエメラルドシティに行き、オズの秘密を知ってしまうという話です。
とにかく音楽と映像に圧巻された映画でした。
Defying Gravityという曲の歌詞の邦訳を引用します。
「自分が賢いと思って満足でしょうね」
「あなたこそ自分の野心を満足させるために卑屈になって、それが誇りと思えるの?」
「「どうやってなのか想像もつかないけれど あなたの幸せを願っているの」」
「グリンダ 一緒に来て 私たちに何ができるのかを考えてみて 二人一緒に」
「私たち二人なら、限界なんてない」
あれだけいがみ合ってた二人が、「私たち二人なら、限界なんてない」なんて言うんですよ。最高じゃありませんか?
ちなみに続編が2026年3月6日に公開されるそうです。めちゃくちゃ楽しみです。
ネムルバカ
石黒正数原作の「ネムルバカ」が、ベイビーわるきゅーれシリーズを手がけた阪元裕吾監督によって実写化された作品。
夢を追い、バンド活動でずっとお金がない鯨井ルカと、大学の後輩で女子寮の同室相手の入巣柚実の友情を描いた映画です。
強い人生観を持った鯨井ルカと、自分は何もないと言う入巣柚実が生活する作品なんですけど、やはり安心と信頼の阪元裕吾監督。とにかく二人の日常シーンに対するリアリティがめっちゃ高くて良いんですよね。
あと出てくる男性が全員気持ち悪くてすごいです。
鯨井ルカは音楽プロデューサーに拾われて今までを捨て、新しく生まれ変わって音楽活動をするんですけど、そこからの入巣柚実の行動がもう感情そのものでめちゃくちゃ良いです。
あと、ネムルバカは名曲です。
最後に
今年も去年と同じく全然漫画を読めておらず、良い作品に出会う可能性をただただ小さくしてしまった、悲しい年です。美術館とか博物館には80回くらい行ってるのに、読んだ本や映画は合算してもそれ以下でしょう。
ですが、今年も上記のような素晴らしい作品に出会え、今後も楽しみな作品がいくつかあったことは非常に喜ばしいことだと思います。
そしてホントに余談なのですが、おおよそ4年ぶりに小説を書きました。
書いた原稿は、こちらの青華団様の「クズ百合アンソロジー」に「消灯」という題で収録されています。
勉強以外を奪われてしまった女子中学生が、通っている塾のお姉さんと出会うお話です。
もしご興味があれば、手にお取りください。
それでは皆さん良いお年を。ごきげんよう。
歯ブラシTier表
Tier3
- オーラツー プレミアム ハブラシ なめらかフィット
ブラシ部分がややコンパクトな歯ブラシ。色とハンドルのデザイン性がよい。
しかし、ここは歯を磨くという機能ついて言及したい。
奥歯に届きにくく、ブラシも固め。ワシの歯は風呂場のタイルか?
この歯ブラシを使うことで歯磨きの体験が変わるとはあまり思えないためTier3となった。
- クリニカPRO ハブラシ ラバーヘッド
毛先がラバーという変化球歯ブラシ。磨いているとゴリゴリいう。ちょっと楽しい。
ラバーブラシによる汚れの掻き落とす力をPRしているが、体感で分かるようなものではないと感じる。
ただ耐久性は極振りの歯ブラシである。
歯を磨ききれているかと言われると怪しいためTier3
- インターブレイス
こちらもわりと耐久性重視の歯ブラシ。歯医者で貰った。歯列矯正用途らしい。
横から見ると山みたいになっているのが特徴。その形状を活かして、矯正器具と歯の隙間をガシガシ磨くことに特化している。
が、プレーヤーが意識して磨き方を変えないと磨ききれないところがある。
個人差歯ブラシのためTier3
Tier2
- クリニカPROハブラシ アラームハンドル
トルク機構がついている謎の歯ブラシ。パキパキ鳴って楽しい。
歯への適正なブラシ圧を知るのにはいいが、トルク機構部分が太いため奥歯は磨きにくい。
歯磨き入門デッキには入れたい歯ブラシだが、ブラシ圧を覚えてしまえばこれ以上用事はないと感じる。
ただ、歯を磨くという責務はしっかり果たしてくれるため、Tier2入りとなった。
- ピュオーラ 極薄超フィットハブラシ
ブラシのヘッドが薄く、横幅も細い。その上ブラシ自体の軸が細いので親知らずまでしっかり磨ける。
ブラシ部分が弧を描くように凹んでいるせいか、歯へのフィット感がすごい。
小回りの効く飛び道具的な歯ブラシ。仕上げはこいつでいい。
弱点としては歯へのカバー面積が小さいところ。これ一つで磨くのは若干の苦労がある。あとブラシがヘタるのが早すぎる。
ブラシの耐久性がもう少し高ければTier1入もありうる歯ブラシ。
- ディープクリーン 歯ぐきケアハブラシ コンパクトスリムヘッド
ピュオーラ 極薄超フィット歯ブラシとは対極で、歯と歯茎を磨くことに特化している歯ブラシ。
ちょびちょび飛び出た毛が歯周ポケットを磨いてくれているような気がする。気持ち的には歯茎のマッサージをしているような気分。
歯医者で歯のメンテナンスされると血が出る人はこれを使って磨いたほうがいい。歯茎が腫れにくくなる。
歯周病ケアとしてはデッキに加えたい一本である。弱点はブラシヘッドが厚い上に軸がこれまで挙げたものの中では太いということ。この点が改善されればTier1昇格もあり得る
- ディープクリーン 歯ぐきケアハブラシ すき間プレミアム
ディープクリーン 歯ぐきケアハブラシ コンパクトスリムヘッドについているすき間ブラシが増量された歯ブラシ。
ヘッドの薄さを犠牲にした代わりに歯茎へのマッサージ力が強くなったもの。
これも歯周病ケアとしてデッキに加えたいもの。しかし名前プレミアムとつくだけあって少々値が張る。
こちらのほうがすき間ブラシの耐久性が高いので、長期的なランニングコストを見ればあまり変わらないのかもしれない。
Tier1
極薄ヘッドで軸も細く、歯全体が磨きやすい。
特殊な機構や機能はないけれど、オールラウンダーで磨きやすいといったところ。
親知らずをしっかり磨きたいならピュオーラ 極薄超フィット歯ブラシに軍配が上がる。ここは洗面台の歯ブラシホルダーと相談してほしい。
対して値段が高いわけでもなく、ブラシの毛もわりと長持ちするので良い。
デッキには必ず加えたい一本である。
- ピュオーラ すき間PROハブラシ
ピュオーラが掲げる、極薄ヘッド、極細軸を継承しつつ、そこにフロス毛を植毛した最強の歯ブラシ。親知らずもなんとか磨ける。
ピュオーラ極薄超フィット歯ブラシの弱点であった毛のヘタレも改善され、耐久性も向上。
現環境では最強の歯ブラシといっても過言ではない。
選外
- ポケットドルツ
13年位つかってるのに替えブラシが現役で売ってる謎の電動歯ブラシ。長く愛用できるという点ではポイントが高い。
軸が太い、ヘッドが厚い、ブラシ自体がちょっと短いというデメリットがあるため磨き残しがめっちゃある。
上記の歯ブラシを使ってから、ただブルブル震えるだけの磨きにくい歯ブラシという認識になってしまった。
携帯用の電動歯ブラシというのを考慮すれば悪くないのかもしれない。家で使うには諸々が足りないところ。
磨きにくい電動歯ブラシで磨くくらいなら、手を動かして磨いたほうがきれいになる。力こそパワー。
2024年に買ってよかったもの
まだ心が2024年に囚われている。
これを書かないと2025年には渡れない、と思ったので書きます。
日傘
間違いなく2024年買ったもので一番恩恵を受けた。
もう日傘がない夏は想像できない。男女関係なく本当に買ったほうがいい。
通勤にも使っている。
私が日傘に要求してる条件として以下の3つがある
- 晴雨兼用
- 一級遮光
- 表地が白色系、裏地が黒
その他、傘としての最低条件が2つある
- 親骨65cm以上
- カーボンファイバー
これらを満たしているので買った。
あえて文句を言うなら、生地がビニールっぽいため畳むのにすごく時間がかかる。
これ以外は特に文句がない。
夏が酷暑になりつつある近年、日傘は買っておいて損はない。
アネッサ(日焼け止め)
2023年に周りから「日焼け止めはアネッサを買え!」とのお告げをいただいたので買った。私もアネッサおじさんになりました。
ウォータープルーフすごいし、塗り直す頻度も少なくて助かっている。あとなんかいい匂いする。
ドラストで手に入るところもポイント高い。
難点はドラストで買うには高すぎるというのと、日焼け止めを落とすのにクレンジングオイルが要るところ。あとはカサつくところでしょうか。
余談だが2025年はこれを試してみたい。(これも人に勧められたので)
ぐるっとパス
私が美術館に行きまくれている理由がこれ。2024年は2回買った。
2ヶ月間、103個所の美術館や博物館等に割引or入場無料で入れる。(ただし各施設1回だけ)
そんなアホみたいなチケットの値段設定が2500円なのはどう考えてもおかしい。
お値段お高めの美術館を2つ回ったら元取れますからね。
公式が出している「活用ブログ」がめちゃくちゃ有能。
ぐるっとパス対象施設の展覧会まとめページが毎月更新されている。
ぐるっとパス片手に、この展覧会まとめページを見ていれば行きたいところが勝手に決まる。素晴らしい。
よくある質問曰く、50000円くらいの入場券と、5000円くらいの割引券としての効力があるらしい。本当にどうかしている。
ローファー
夏に履く、足が露出するタイプのローファーが欲しかった。
順当にG.H.BASS、Jalan Sriwijaya、HARUTAも検討したけど、デザインがスッキリしていて気に入ったのでこれを買った。高かった。
歩きやすいわけでもないし靴擦れしまくったけど、可愛いので許している。
夏以外にも履きたい。
グラスチェーン
「これつけてたらおもろいやろ!」のノリで買った。
つけていると気分がアガる。確実に値段の元はとった。
グラスチェーンとしては全然活用していないが、眼鏡屋で自分の眼鏡を無くす確率が減った。
たまーになにかに引っ掛けてメガネがグンッってなるときがある。
腕時計
私が愛してやまないデザインの時計。これに敵うデザインの腕時計が見つからず、このメーカーの時計を8年くらいは使っている。
この時計は秒針が58秒で一周する。12時の位置で2秒静止し、分針が1分ぶん動いてから秒針が周回する。この機構をstop2goという。
以前もstop2goというブランドが出ていたのだが、不具合がかなりあった様子。一時はstop2go自体が生産中止にもなったが、時計モジュールの設計をリニューアルして復活した。
今ではstop2goとデイデイトの2本持ちになってしまったが、気分で付け替えている。
【入荷待ち】【S2G 人気 NO.1 】ストップ・トゥ・ゴー 41mm グレープビーガンレザーmondainewatch.jp
ヒートテックスマートパンツ
足元が冷えないって超大事。これを履いたら普通のパンツが寒く感じてしまう。
普通に買い増したい。
コート
そろそろいいコートが欲しいお年頃。
本当はバーバリーのトレンチコートが欲しかった。
サイズが合わなかったので結局オーダー系に逃げるしかなかった。
スーツ屋がやっているパターンオーダーを検討していたが、色々調べていると100年コートがパーソナルオーダーをやっていたのでこっちにした。トレンチコートに魅了されたら逃げられないと思う。
バーバリーって昔は三陽商会が作ってましたから同じようなもんでしょう。
寸法の調整がメインだったはずなのに「寸法調整だったらパーソナルオーダーになるんで、生地とか色々選べますけど」と悪魔の囁きを喰らってしまった。
結果、好きなように生地やらボタンやらを選んで、満足の行くコートが仕上がった。
いいコートは本当にいいということを実感しながら、これ着てルンルンで出かける年末年始を過ごしている。
難点は、着脱が面倒、長すぎるのでどう畳んでいいかわからない、トイレに行きにくい。くらいである。store.sanyo-shokai.co.jp
まとめ
ノリと勢いで書いていたら、なぜか身につけるものばかりになってしまった。
身につけるもののアップデート頻度はそんなに高くないはずなので、2025年はもっと別のものが挙がるといいなと思います。
この百合作品がよかった2024
ごきげんよう。「このレズセックスがすごい!」改め、「この百合作品がよかった」のお時間です。 昨年にも増して百合を追いかける力がどんどん抜けております。
選定レギュレーション
- 2024年に出版、公開された作品
- 収録作の初公開日は考慮しない
- シリーズ2巻以降は対象外
- 同人誌は個人的な理由により対象外
- 人にオススメしにくいかなって……
- 非常に追いかけにくいので
- 最近は読むようになったので来年以降は検討してもいいかもしれない
漫画編
去年よりも読めてないです。ごめんなさい。
トワ・エ・モア

冗談抜きに今年一番良かったと思います。
まず表紙を見てくださいよ。昨今の百合では見られない、少女漫画文脈タッチのイラストですよ。非常に嬉しい。
もちろん見掛け倒しでなく中身も少女漫画です。レーベルも別冊フレンドですし。
いわゆる女子校の王子な存在である聖羅と、どんなときでもフリルの付いた日傘を差すような少女らしさがある千草が出会うお話。
言うてしまえばガール・ミーツ・ガールなお話です。
「どうしたら自分のほうを向いてくれるんだろうか」という心理描写や、仲良くなる過程に出てくるセリフとか言い回しとかが繊細で美しいんですよね。
2010年代前半の、少女漫画の文脈から派生した百合作品が好きな人は絶対に好きだと思います。
試し読みはこちらから
限界OLと女子大生が〇〇する話

タイトルの通り、限界OLと女子大生が〇〇する話です。
バリバリ仕事デキるけど家のことは全くできない瀬川さんと、女子大生の安藤さんが出会う話。
今まで仕事一筋で誰にも頼ったことのない瀬川さんが、安藤さんに甘えてどんどん惹かれているところが見どころです。
もちろんストーリーも面白いんですが、ページを捲った1コマ目に大きく描かれるキャラクターの表情が良いんですよね。身に刺さります。 ちなみに2巻完結です。さっき知って涙を流しております。
試し読みはこちらから
https://comic-walker.com/detail/KC_000099_S/episodes/KC_0000990000100011_E
追記
先ほど2巻を読み終わりました。
後書きによると元々1巻完結だった作品だそうです。
いや、2巻まで続いてくれて良かった……(手のひらクルクルオタク)
寿命をゆずる友だちの話

ギャルとギャルの漫画です。
他人の寿命が見えて、自分の寿命を他人にゆずることのできる能力を持ったヒカリ。そしてヒカリの友達であるミユキとのお話です。
ヒカリはバカなのですぐ他人に寿命をあげちゃいます。その寿命目当てに近づいてくる人ももちろんいます。
そんなヒカリを「お前の寿命はお前だけのモンだからな!」叱ってくれるのがミユキというわけです。
ギャルとギャルの「うちら一生ダチじゃん?」というノリをたくさん接種できる、大変いい作品でした。
試し読みはこちらから
https://comic-walker.com/detail/KC_002199_S
バカ女26時

旦那を殺した女と、その妻の逃避行です。
こういう作品がホントに好き。もはや手癖で選んでいる。
旦那を殺した女と妻の話になると中村珍の「羣青」なんかが脳裏にチラついてしまいます。
(実は未読だったので買いました)
殺人罪を背負って海外に高跳びする逃避行なんですけど、どこか2人とも楽しそうなんですよね。
罪を犯した事実を引きずっているとかではなく、もう人生を新たな土地でやり直そうという気概すら感じます。
マジで面白い社会人百合漫画なので多くの人に渡ってほしいです。
副会長の主なお仕事

ビジュが爆発しているぶっ飛んだ女のコミカル漫画を描かれる逆縞先生の単行本。
品行方正で容姿端麗な副会長が生徒会長に奇行と言っていいレベルのちょっかいをかけ続ける漫画です。
これがちょっかいなのか愛なのかはわかりませんが、顔のいい女しか出てこないギャグ漫画として好きです。
https://comic-walker.com/detail/KC_006002_S?episodeType=first
私のブルーガーネット

人違いから始まった、片思いの相手の居場所を探す作品です。
転職活動に行き詰まり普通になることができなかった紺を、元カノだと勘違いして話しかけてしまった藍。
どこか行き詰まった雰囲気を出す藍のことがほっとけない紺は、どんどん藍に惹かれてしまいます。
元カノと藍、藍と紺。この三角関係の続きが楽しみです。元カノは見つかるのでしょうか……。
幼馴染BIG LOVE

2024年はギャル年ですね。
小学校のときの転校がきっかけで別れちゃった、はるとこゆ。
高校入学がきっかけで、こゆと再会したはる。しかし、こゆはすっかりギャルになっていました。
高校生として再会するんですけど、二人の時間は少し止まったままなのがいいんですよね。
あと、はるがこゆのことを好き過ぎる。隙ありゃ褒めてる。
クール系女子のはるが、ギャルなこゆを褒めて照れさせているところがポイント高いです。
https://comic-walker.com/detail/KC_005886_S
まめとむぎ

シスターフッド寄りな作品です。
編集者での出世競争に負けて無職になった麦と、料理は上手なんだけど人付き合いが下手なマメのお話。
二人は手を組み、発酵料理をメインに出す居酒屋を始めることになります。
イメージするものは出していきたい。でもトータルバランスを考えると合ってないからと行って喧嘩します。
そして発酵料理から元気をもらって頑張っていこうぜという雰囲気の漫画です。
読んでいると、なにか背中を押してもらえるような作品だと思います。
ドラマ編
今年はドラマがマジでアツかったです。
彗星のごとく現れた「チェイサーゲームW」を皮切りに、いろんなドラマが百合ジャンルに参入したのではないかと思います。
この記事は「彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる」に関する記事です。
記事中に「日本にもガールズラブドラマ旋風が到来」や「チェイサーゲームWが爆発的な人気を得て〜」など言及があり、ガールズラブジャンルに踏み込んだ記事ができているのは非常に嬉しいです。
このままガールズラブドラマもどんどん新作が出てきてほしいものですね。
今年見て良かったやつの感想をチャチャッと書いておきます。
チェイサーゲームW
彗星のごとく現れたドラマ。元々はチェイサーゲームというゲーム会社を舞台としたお仕事漫画です。
そのスピンオフとして急に女と女のドラマが始まりました。
中国からきたパワハラ上司の冬雨。実は日本側のチームリーダーである樹と付き合っていた過去があります。
付き合っていたのに樹のことをいがみ続ける冬雨。でも樹はまだ冬雨のことを他人とは見れなくて。
頼む、4話まで見てくれ。4話まででいいから。
作りたい女と食べたい女シーズン2」
春日さんがニコニコになるたびに、私の顔面がグニャングニャンになるドラマ。
矢子さんや南雲さんといった新キャラクターも登場。
個人的に矢子さんのキャラがすごい好きなので、出てきて嬉しかったなぁと思います。
余談ですけど、NHKの夜ドラ枠で続編作られるの、作りたい女と食べたい女が初めてらしいです。嘘だろ。
彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる
え、あのSal Jiang先生の「彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる」がドラマ化ですか???と三度見しました。
原作再現度が非常に高くて満足しました。
特に弘子先輩役を演じた森カンナさんが、弘子先輩そのまんまなんですよね。
めちゃめちゃイケ女っぷりを発揮してましたし、なにより表情の百面相っぷりがすごかった。
目の開き方とか、口元とかを巧みに動かすものだから「いや私どどど同様んなんかししてませせんけど」みたいな演技を平気でカマしてくる。
あと素がナチュラルにおもしろお姉さんです。
完結した百合漫画がドラマ化したってことは期待してもいいんですかね。「定時にあがれたら」のドラマ化を。
チェイサーゲームW2
この前シーズン1やったばっかりですよね!?!?!?!!?
1月放送のドラマの続編を9月下旬にやるスピード感が異常すぎる。アジャイル開発?
「俺達が妄想していた幸せないつふゆってこれなんだよ」がつまりに詰まったドラマでした。
いつふゆファンミーティング2の方、楽しみにしています。またいつふゆエチュードがあってほしいですね。
ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!
あのベイビーわるきゅーれがドラマになりましたよ。びっくりだよ。
映画ベビわるのいいところって、ストーリーが薄くて、1見ないと2見れないとかじゃないんですよね。
そういう作品なのでドラマになるとどうなるものかと思っていましたが、普通に日常系ドラマです……。
日常系アニメと同じようなテンションで見ていました。
ちさまひの関係がどんどん強くなっていく姿がとても良かったです。
きみの継ぐ香りは
原作を全く知らなかったのですが、私が好きなタイプのストーリーで大変うれしかったですね。
ざっくり説明すると、昔好きだった女が結婚してムシャクシャして知らない男との子どもを作った結果、子どもが連れてきた彼女の母が昔好きだった女だった。というお話です。
「あの頃とは違って私達はママ友なんだから」と割り切ろうとする親、自分の母の過去に詮索する子ども。
前半は悲恋、後半は家族愛をぶつけられたような気がしています。
小説編
これも百合小説の嗅覚が落ちています。悲しいです。
たぶん私たち一生最強

タイトルと表紙だけでもう面白い。安定と信頼のR-18文学賞出身の小林早代子さんの作品です。
「もう男とかどうでもいい、私はこの女4人で一生を添い遂げたいんだよ」と、ハイボールジョッキを煽りながら叫ぶところから始まります。
そんな酔っ払いの戯言から始まる女4人のシェアハウス生活です。
これがもうとにかく面白い。
4人だから最強だよねと言いつつも、個人での人生を考えると心細くなっちゃうところとか本当にそれらしいと思います。
百合かと言われると微妙ですけど、ガールズライフ方面にはとても面白い小説だと思います。
懺悔
これは今まで読んでいなかったけどめちゃくちゃ良かった作品を紹介する懺悔のコーナーです。
小説
神に愛されていた

なんで今まで呼んでいなかったのでしょうか。しかもご出身がR-18文学賞ですよ。そりゃ面白いに決まっているじゃないですか。
高校の文芸部で天才と褒められ無事に作家デビューした女が、高校の後輩に嫉妬するお話です。
先輩編と後輩編で、同じ時間軸を共有しつつも視点が違うって作りがとてもよかったです。
あと私は巨大感情百合って言葉が大嫌い(使う側が的を得ていないと思うので)なのですが、巨大感情百合ってこの作品のためにある言葉なのだろうと思いました。
先輩と後輩の、憎しみと羨望のすれ違いを綺麗に描いた作品だと感じました。
最後に
今年はかなり手癖なチョイスが出たと思います。
来年こそは……の前に、書籍管理DBを作ることが早急だと思います。
余談ですがカドコミはOGリンクを頑張って欲しいです。
それでは皆様よいお年を。ごきげんよう。
行って良かった美術展2024
こんにちは。去年から急に美術館趣味が生え、美術館やら博物館やらに行く生活をなぜかしている者です。
今年の振り返りがてら、行って良かった美術展覧会を書き散らします。
- モネ 連作の情景
- 111年目の中原淳一展
- マリー・ローランサン 時代をうつす眼
- 椅子とめぐる20世紀のデザイン展
- ティファニー・ワンダー
- 旧朝香宮邸を読み解くA to Z
- カルティエと日本 半世紀のあゆみ
- あかり、ともるとき
- ベル・エポック 美しき時代パリに集った芸術家たち
- ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者
- まとめ
モネ 連作の情景

モネって普通にいい。
モネの色彩感覚の凄さを感じた。特にモネの絵にある影の描写。
私は絵が描けないので、影は全部黒く描くものだと思っていた。
でもモネの絵を見ていると、影が落ちているところの色を暗いトーンにすることで影を描写するもんなんですね。知らなかった。
あと全体的に「そんな色使ってるんですか!!」みたいな驚きがある。
積みわらとかいい例。青を入れて雪描くのってすげえよ。

参考: 積みわら、雪の効果
111年目の中原淳一展

中原淳一といえば吉屋信子先生が描く少女小説の挿絵の人ですよね。
身の回りの工夫で豊かに美しく暮らすというライフスタイルを提示している場面があったのは驚き。服飾デザインまでやってるとは思わんやん。
「美しいものには出来るだけふれるようにしましょう。美しいものにふれることであなたも美しさを増しているのですから。」という、中原淳一の言葉があった。これを大事にしていきたい。
マリー・ローランサン 時代をうつす眼

やわらっけ〜〜〜〜タッチとパステルカラーで女性を描く画家、マリー・ローランサンの展示。
「これは百合なのでは……?」と感じざるを得ない絵画をすごい描いている印象がある。
気になった人は調べてみてほしい。ホントに多い。
こういう絵を見るのは心が洗われる。たまに眺めると効く。

参考: マリー・ローランサン キス
椅子とめぐる20世紀のデザイン展

プロダクトデザインっていいよね。
「いい椅子というのはこういうものだ」と10か条くらい並んでいた。
その10か条って椅子に限った話じゃなくて、他のプロダクトデザインとかにも通ずる話だと思うんですよね。
物理的にモノを作ったりデザインする仕事をしていないが、頭の片隅に入れておきたい考え方だと感じました。
ティファニー・ワンダー

宝石とか装飾品をまっっったく知らないまま行った。とても失礼だと思う。
ジュエリーが作られる過程とかの説明があって面白かった。
個人的には本物のオスカー像を見れたのが嬉しかったですね。今後生きてて二度見ることできない。
余談ですが、アクアマリンっていいですね。
旧朝香宮邸を読み解くA to Z

次住むならここがいいと常々思っている。何億円だしたら住めるんだろうか。
私の大好きな美術館である東京都庭園美術館の内装にフォーカスを当てた展覧会。
普段ならカーペットで隠れている床の組み木とか、壁紙とかを展示してくれていた。
非常にニッチな分野の展示だと思うけど好きな人はホントに好きなやつ。
A to Zとあるように、展示コーナーを回りながらAからZのカードを集めていくスタイルの展示が面白かった。
カルティエと日本 半世紀のあゆみ

ティファニー行くならカルティエも行くやろ。
海外のジュエリーブランドなのに日本の文化に結構影響されている部分があって面白かった。
展示テーマがカルティエと日本だから偏っている説はあると思う。
市松模様とか、梅とか桜をモチーフにした時計とか作ってた。
この動画に出てくるバッチバチに輝いてるティアラとネックレスの展示が非常に良かった。
見れるもんならまた見たい。
余談ですが、東京国立博物館にある表慶館の内装が非常に良かったです。エロい。
あかり、ともるとき
また東京都庭園美術館ですか???と言われても仕方ないと思う。だって好きなんだもん。
これまた照明というニッチな分野の展示。
東京都庭園美術館の照明ってどの部屋もすごい凝っていて好きなんですよね。
普通に行ったときにも照明をまじまじ見る異常者になっているんですが、どうやらこの展示会はそれが合法になるらしい。嬉しい。
照明の装飾の解説や、設計図っぽいのまで展示してくれていた。そこまで見せてもらっていいんですか……?
ちなみにこの展覧会が好きすぎて2回行った。2回目は3時間くらい居座って3周くらい周回した。
ベル・エポック 美しき時代パリに集った芸術家たち

1800年代末から1914年くらいまでのヨーロッパやフランスの文化的繁栄の時代を「ベル・エポック」と指すらしい。演劇やらが盛んになった時期だそう。
いわゆるアール・ヌーヴォー様式というやつもこの辺で出てくるらしい。
アール・ヌーヴォー様式って既視感しかないよな〜〜と感じていたが、多分ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーとかだと思う。知らんけど。
とはいえこの時代の美学とかって見ていて楽しいですね。
ベル・エポックという言葉も「美しい時代」という意味らしい。
いい言葉ですね、使っていきたい。(どこで?)
ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者

アール・ヌーヴォー時代を象徴する芸術家、ミュシャの展示。
この人が描く女性の艶やかさが半端じゃない。めちゃくちゃ好きになった。
本の挿絵から、ポスター作家、お菓子や香水のパッケージ制作から肖像画までやっていたらしい。
マルチアーティストという活動形式は珍しかったんですかね。
ミュシャが手掛けたパッケージ類の説明がとてもよかった。
香水なら使っているシーン、お菓子ならお茶しているときの様子、タバコなら吸っているシーンというふうに、商品だけを描くのではなくて、商品がある生活スタイルを提示する形式のものになっている。
1900年代の初頭の広告とかが妙に美しく見えるのってこういうところなんだなと改めて思いました。
まとめ
今年行った展覧会リストを見ながら書き散らしたら10個も取り上げていることに驚いた。美術館行き過ぎやろ。
一番衝撃を得たのはやっぱりベル・エポック展とミュシャ展ですかね。アール・ヌーヴォーをもろに膝に食らっている。
知らない文化や世界を知るのは楽しいので、来年もこの調子で展覧会を回りたいですね。
このレズセックスがすごい!2023
皆さんごきげんよう。今年もこの季節がやって参りました。
年越しまで2時間を切った中、大慌てでこの文章を書いています。
今年は自分が百合を追いかける力が衰えてきたことを感じており、かなり取りこぼした作品も多いなと自覚しております。
具体的には、今年あった百合的なニュースを全く覚えてないのです。
出版社の動向だと
くらいがパッと思いつく限界のところです。毎年どこかしらの出版社が百合に参入してくれるのは本当にいいことですね。それが続いてくれたらもっと嬉しいのですが。
あといい加減この記事タイトルやめたいです。来年にはなんとかします。
レギュレーション
このページでは以下に該当する作品を対象としています。
- 2023年に書籍化した単行本
- 収録作の初公開日は考慮しない
- シリーズものの2巻以降と同人作品は対象外






