百合とメガネと大体駄文

ブログ名のとおりです

女王蜂というアーティストを聞いて欲しい

どうも、自分の好きなアーティストをダイレクトマーケティングする企画第二弾です。

今回は女王蜂というアーティストについてやっていきます。

 

今(2018年春)アニメで東京喰種:reやってるじゃないですか、あれのエンディングテーマを女王蜂がやっているんですよね。

それきっかけで女王蜂を気になっている人を見かけるので、そういう人たちに聞いてもらえたらなぁと思います。

マジかっこいいから聞いてくれ。頼む。

 

 

女王蜂とは 

 女王蜂は、ボーカルのアヴちゃん、ギターのひばりくん、ベースのやしちゃん、ドラムのルリちゃんの4人で構成されてるロックバンドです。

なんと全員本名、年齢、性別、国籍が不明です。(誕生日は公開しているらしい。)

「いや、お前そんなん言うたって性別は見たらわかるやんw」って思った人へ、次の写真を見ていただきたい。

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…わかるかいな。

まあ大体2〜3人まではギリギリわかるけど、1人ほんとに分からねえ…って感じだと思います。

ちなみに4枚目の写真で紹介すると、左からベースのやしちゃん、ボーカルのアヴちゃん、ドラムのルリちゃん、ギターのひばりくんです。

 

「さっすがに歌声聴けばわかるやろ〜〜〜〜〜」って思った人、

このMVを見てください。


 

いや分からねえ。

とまぁ、性別、国籍を超越した上で果てしなくかっこいい曲を作るバンドが女王蜂なのです。

 

女王蜂が作る曲について

この人達作曲のセンスが高すぎるんですよ。

ボーカルの音域がユーラシア大陸くらい広いってのもありますが、一曲一曲で世界観が孤立してます。

そしてユーラシア大陸くらい広い音域を持ったボーカルの書く曲の守備範囲は天の川銀河くらい広いんです。

先ほど貼ったデスコ、スリラにつづいて追加でリンク貼っときます。


 


とにかくかっこいい。

それぞれ曲によってMVを通じて曲の世界観を映像としてしっかり表現してるんですよ。天才。好き。

こんな感じでキャッチーでポップで人を躍らせる曲を作るアーティストか〜って思うが、これはまだ女王蜂の一つの一面である。

 

これから女王蜂というアーティストの本質に少し踏み込めるんではないでしょうか。



もうね、重い。

本当にお前同一人物かよってくらい重いし、さっきと同じ女王蜂か?と疑うレベルです。

一体この人どういう人生過ごしてきたんだろうかって心配したくなるような曲です。

ちなみに売春の映像ですが、2人居るように見えますが歌ってる人同一人物です。

 

これを全部見てくれたら分かるんですけど、最近のバンドって基本「キャッチーな曲だろ!!!お前ら踊れ!!!!」って感じのハイテンションな曲をつくり、箸休め程度にちょっと落ち着いた曲を作ってアルバムにするってのが主流だと思います。

 

女王蜂はそんな甘っちょろくないです。

すっごいハイテンションで踊らせた後、突然葬儀が始まるくらいの落差がありすぎる曲を作っては1枚のアルバムにする化け物です。

 

そんなこんなでユーラシア大陸くらい広い音域と天の川銀河くらい広い作曲センスを混ぜ合わせた結果アンドロメダ銀河くらいの迫力を持った曲ができてると思います。

 

女王蜂のライブについて

バンドと言えばライブですよ。日頃好きで聞いてる人たちに対して4〜5000円積むだけで生で歌ってる姿をみれ、至近距離で本人たちに会える素晴らしいイベント。本当に4000円とかいう破格で見ていいんだろうか。

女王蜂のライブ、特徴的なことがいくつかあるんですよ

ざっと箇条書すると

・客入れ(ライブ始まるまで会場で待ってる時)BGMの選曲センス

・観客

・実際に歌われる歌

・ライブパフォーマンス

 

それぞれ説明します。

 

客入れBGMについて

ライブの客入れBGM、大体流行ってる曲流したり、そのアーティストが好きな曲とかを流されることが多いんですけど、女王蜂は違う。

アンパンマンのマーチとか、タッチとか流れてた。

一体ここはいつだ。

 

観客について

観客って大体バンドTとかツアーT着て首にタオル巻いて、演奏が始まったら腕を突き上げてると思う。だけど女王蜂は違う。

なぜかチャイナ服来てるお姉さんが20人くらいいる。

そして6割位の観客がジュリ扇持ってきてる。

まあ百聞は一見にしかずと昔の人は言った。今にも通じる。この動画を見てくれ。


観客が当たり前のようにジュリ扇を振り回しているんですよ。

ライブ行く度に「ジュリ扇買っとけばよかった〜〜〜〜〜〜〜」って後悔する。マジで。

みんなライブ行くときはジュリ扇持って行こうな。

ドンキで買うと高いからAmazonとかで買うといいらしいぞ。

 

実際に歌われる歌について

さっきの動画を見てもらったら分かるんですけど、一般的なライブだとCD音源からちょっと音外れたり、音が伸びたり程度。だが女王蜂は違う。(n度目)

まず音程が行ったり来たりが多すぎる上に、CD音源だと高音で歌ってるところを平気で低音で歌ったりする。しかも、その裁量がすべてステージ上のアヴちゃんが決めている。

つまり、会場が違えばで聞ける歌声の音程も異なるし、本当にこの歌声で歌われる歌はここでしか聞けないという会場ごとのプレミアを存分に出すアーティストです。

 

ライブパフォーマンスについて

あの動画。実は女王蜂のライブで特徴的なパフォーマンスを詰め込んでいて、あれを見れば女王蜂のライブが一体なんなのかすべてが分かるという素晴らしい動画です。

まず、アヴちゃんが毎回毎回どっかで脱ぎます。んでその脱ぎ方がえっっっっっっっっっっっっっっっっっっっろいの。ライブ見てるつもりが実はストリップみてるようなもん。

そして前方でジュリ扇を振り回してたら、アヴちゃんに取り上げられて、散々振り回され戻ってくる。これ、このご時世なかなか見ないパフォーマンスだと思う。そもそもジュリ扇を振り回すアーティストとか女王蜂くらいしか知らない。ライブを見に来たつもりが実はディスコにも行ってるようなもん。

 

総括すると、ロックバンドのライブ見に行ったつもりがストリップ見ながらジュリ扇を振り回すというバブルみたいなライブやってるんですよ。これが4〜5000円でできる。破格すぎる。ストリップだけでいくら取られると思ってんだ。

 

そして終演後、楽しかった一時は一瞬にして終わって余韻に浸るんですけど、みんながジュリ扇を振り回しすぎてるので、文字通りジュリ扇の羽が抜け散らかっているんですよ。

ジュリアナ東京とかの終演後ってこんなだったんだろうかと、二度と日本人があそこまで浮かれる日が訪れるとは思えない今日このごろに、あの散らかってる羽を見ることはそう出来ないであろう。これがとにかくエモい。

 

最後に

後半、話がかなり脱線した気もするが、この普通という枠に絶対収めれないアーティストが女王蜂だ。

実は女王蜂は一度活動を休止していた時期があるが、それ以前の女王蜂は今の女王蜂以上に激しいものである。

音程はめちゃくちゃに変わり、ギターは歪みまくり、オルタナティブロックの代表例とも言えるだろう。バンドのMVのくせに楽器を誰一人として演奏しないのも特徴的だ。

そんな女王蜂というバンドに魅了されたなら、是非聞いて欲しい。

 

 

 

追記:スリラのMVのアヴちゃんの足めっちゃエロくないですか